1/2俺の愛読書は三島由紀夫。いつ切腹しようか、なんて考える痛いやつだった。でもクラスの美少女ハーフの子をストーキングして分かった。俺も恋愛したいのだ→最低男、青春を味わう。

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/25(水) 21:57:35.34 ID:alpydwtj0
優ちゃんは、俺とみぃちゃんが付き合っている状態にあることは知らなかったとはいえ、誘ったらOKしてくれるくらい、俺のことを認めてくれていたとは・・・ 

モヤモヤを抱えながらも、デート当日、俺は緊張しながら駅前で優ちゃんを待っていた。 
正直言うとこの時になっても、おれはまだみぃちゃんのことが少し気になっていたが、ふらふらしている自分の気持ちを確かめるためにも、今日が大事なんだ、と自分を鼓舞していた。 

紅葉も終わり、街が騒がしくなるちょっと手前、11月の事だった。 

日に日に寒さは増していき、人が恋しくなる季節だった。