788 :長編にちゃんまとめ 2017/09/21(木) 21:03:46 ID:ioAKVbZQ.net
仕事先で真面目な男性にアピールされたとき、
まだあんまり話したこともなかったので、どんな人か興味があって会話してる時期だった
ちょうど物を贈り合うことについて話題になったので、
「私、男の人から贈り物をされるのって苦手なんですよ。
彼氏からならともかく、恋人でない人からのプレゼントってなんかモヤモヤしちゃって」 という話をした
彼も真剣に聞いてくれていた
数日後、ニコニコした彼からプラチナのネックレスを贈られた
照れ笑いする彼の顔を見て、すごく冷めた
あぁこの人は物を贈るって事実を作ったコトにときめいてるだけで、
本当に私が好きなわけではないんだなぁってしみじみ思った
私だったら、好きな人がされて嫌だって言った内容、絶対忘れないし、絶対しない
多分彼は、目の前の私自身じゃなく、その場の雰囲気とか段階を踏む過程に燃えてたんじゃないかと思う
次のステージがプレゼントで距離を縮めるだったから、何の抵抗もなく行動に移したんだろうなって思った
悪意はなかっただろうし、無条件で喜ぶ女性もいるかもしれないけど、
お互いを深く知ろうとしてる段階なのに相手の言ったセリフも忘れて、
モノで二人の距離感を縮めようとしてきたこと、それが自分と真剣に向き合おうとしてくれる人に対して
失礼になるということに気付かなかったところが個人的にダメだった
もっと深く知り合って、私も彼に惹かれたあとだったらまた違ったんだろうけど